信号制約を有するシステムに対する新しい制御アルゴリズムの開発
Development of new control algorithms for systems with signal constraints
概要
ほとんどの工学システムには,安全性確保やアクチュエータの特性などのために,常に入出力信号の大きさや変化率に制約が存在する.システムを安全かつ効率的に制御・運用するためには,これらの制約を陽に考慮した設計手法が必要である.本研究では,このような問題に対して,実用性の高い新しい制御アルゴリズムの開発を行っている.また,メカトロニクス系やプロセス制御系に適用し,提案アルゴリズムの検証も行っている.
産業界への展開例・適用分野
- メカトロニクス系の制御(第8回SICE制御部門大会 2008年)
- 駆動モータへの指令電圧の振幅やアームの可動範囲に対する制約の下での位置決め制御
- プロセス制御系(IFAC Symp. on System Identification 2006年; システム制御情報学会論文誌 2007年)
- バルブ開度や原料流量に対する制約の下,これらを操作量として反応炉内の温度や反応物質の濃度を一定値に制御.
研究者
氏名 |
専攻 |
研究室 |
役職(学年) |
達見 良介 |
数理工学 |
太田研究室 |
修士1回生 |
鷹羽 浄嗣 |
数理工学 |
太田研究室 |
准教授 |
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