言語グリッドプレイグラウンド
Language Grid Playground
概要
言語グリッドプレイグラウンド(Language Grid Playground)は,言語グリッド(機械翻訳,対訳辞書といった世界の言語資源をインターネット上で登録し共有するための多言語サービス基盤)上に登録された言語資源を,Webブラウザを用いて簡単に試せるWebサイトである.本サイトはソースコードを公開し,Webアプリケーション開発者が容易に多言語アプリケーションを開発できるようにしている.
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図:言語グリッドプレイグラウンドのトップ画面(左上)と提供されている言語サービス群(一部)と公開されているソースコードの画面(右上・赤枠) |
産業界への展開例・適用分野
多言語化の問題を抱えている現場が増える中,現場に特化した多言語システム(多言語ツール)の需要が高まっている.Language Grid Playgroundは,多言語サービス環境のプロトタイピングが容易であるという特徴を持っている.
- 様々な専門辞書,ユーザ辞書や用例対訳を機械翻訳と組み合わせることで,当該の多言語サービスの機械翻訳の品質をどの程度向上させることができるのか,容易に評価できる.
- 多言語サービス環境のプロトタイプを,Playgroundのソースを流用することで容易に構築できる.
研究者
氏名 | 専攻 | 研究室 | 役職(学年) |
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森本 智史 | 社会情報学 | 石田・松原研究室 | 修士2回生 |
森田 大翼 | 社会情報学 | 石田・松原研究室 | 修士1回生 |
三原 宏一朗 | 社会情報学 | 石田・松原研究室 | 修士1回生 |
CHO Heeryon | 社会情報学 | 石田・松原研究室 | GCOE研究員 |
石田 亨 | 社会情報学 | 石田・松原研究室 | 教授 |