個人視点映像からの広視野画像生成 〜どのようにして良い俯瞰画像を得るか〜
概要
本研究では個人視点映像から画像を取り出して広視野画像を自動生成する方法について述べる。複数枚の画像を貼り合わせることで広視野画像を生成することができる。個人視点映像には、ブラーや視差、シーンの時間的変化などを含んだ「貼り合わせに不適な画像」が現れやすいため、適切に画像を選択して貼り合わせる必要がある。そこで本研究では、合成画像の見かけの良さに基づいた貼り合わせ画像の指標を設計し、広視野画像を自動生成する方法を提案する。

産業界への展開例・適用分野
近年デバイスの小型化によりウェアラブルカメラが普及しているが、長時間の記録となりやすいために振り返る際の時間的な負担が大きい。映像を要約するような画像が自動で生成されれば、振り返りの負担を軽減することができるはずである。映像の要約として広視野画像を利用することで、映像中に含まれるシーンを端的に理解する助けとなると考えられる。
研究者
氏名 | 専攻 | 研究室 | 役職/学年 |
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松井 研太 | 学術情報メディアセンター | 中村研究室 | 修士2回生 |
近藤 一晃 | 学術情報メディアセンター | 中村研究室 | 助教 |
小泉 敬寛 | 学術情報メディアセンター | 中村研究室 | 助教 |
中村 裕一 | 学術情報メディアセンター | 中村研究室 | 教授 |