複雑な軌跡を描く移動音源の定位システムの開発と評価
概要
本研究では、複雑な軌跡を描く移動音源に対する評価法を確立し、仮想移動音源に関する参照データを生成するシステムを開発した。そして、それに基づいた移動音源定位システムの評価し、事前情報を用いず、よりロバストな2チャンネル音源定位システムを開発した。なお、そのシステムを適用し、ヒューマンロボットが自分の耳(2チャンネル)で周囲の環境を聞き分けるシステムとを開発した。
URL
http://winnie.kuis.kyoto-u.ac.jp/members/hyundon/産業界への展開例・適用分野
● 防犯分野: 異常な音を見つけ、侵入者を発見や追跡。● 通信分野: ノイズの種類にかかわらず、特定方向からノイズが来ても、通信機の正面から発音された音声区間検出。
● ヒューマンインターフェース: 音声と画像情報を用いて易しく情報入力。
● エンターテイメントや家庭用のロボット: 音源定位や顔検出を用いて発話者発見と追跡。
展示責任者
- 氏名: 金 鉉燉(キム ヒョンドン)
- 所属: 情報学研究科 知能情報学専攻 知能メディア講座 音声メディア分野(奥乃研)
- 役職: 博士後期課程3年