数理工学の視点から考えたデザイン学
Design School from the Perspective of Industrial Mathematics
概要
講義科目「数理とデザイン」では、現代社会の複雑な諸問題を解決するための分野横断的視点やデザイン的思考を支える数理的共通言語として、数理工学的視点を考えている。電力・交通網などの社会基盤システムは、大規模で複雑な挙動を有しており、これをいかに組みあげ、望みの挙動をもたせるかは重要な課題といえる。著者らは、特に電力システムの制御、とくにパワーエレクトロニクス機器の制御を通して、本問題に貢献してきている。そこで得た経験をもとに議論していきたい。
産業界への展開例・適用分野
パワーエレクトロニクス分野においては、すでに展開例を示してきている。分散協調的な制御手法は、電力システム以外にも多くの分野で利用されている
研究者
氏名 | 専攻 | 研究室 | 役職/学年 |
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太田 快人 | デザイン学大学院連携プログラム・デザイン学リーディング大学院 | 京都大学大学院情報学研究科数理工学専攻 | 教授 |