実践的セキュリティ人材育成プログラムBasic SecCap不正アクセス解析演習
PBL Project on Analysis of Malicious Access in Basic SecCap

概要

京都大学工学部情報学科計算機科学コースは、文部科学省「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)」における平成28年度からの学部段階の取組(enPiT2)に参画し、「セキュリティ分野(Basic SecCap)」の連携校として3回生を対象とする教育コースを実施するとともに、実践的な演習科目として「PBL演習-M (不正アクセス解析演習)」を開講し、他学の学生も受け入れている。本展示では、Basic SecCapのカリキュラムと実施体制ならびに不正アクセス解析演習の内容と、同演習の継続的な実施のために構築したクラウドベースの演習環境について紹介する。

産業界への展開例・適用分野

enPiTでは、専門的知識に加え、チームワーク・コミュニケーションスキルを有する実践力を備えたリーダーを育成し社会へ輩出する。この育成の過程で企業に直接係わっていただくことは、より効果的な育成プログラムを実現する上で不可欠であることから、産業界各位に連携企業としての参加をお願いしている。

不正アクセス解析演習のために構築した演習環境はOSSとしての公開を予定しており、産業界での利用も期待している。

研究者

氏名 専攻 研究室 役職/学年
岡部 寿男 学術情報メディアセンター 岡部・宮崎研究室 教授
宮崎 修一 学術情報メディアセンター 岡部・宮崎研究室 准教授
小谷 大祐 学術情報メディアセンター 岡部・宮崎研究室 助教

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