会話エンゲージメントの自動認識~相手が会話に興味があるかがわかります~
Automatic engagement recognition: understanding how much he/she is interested in the conversation
概要
様々な場面で人間とやりとりをする会話ロボットが注目を集めています。
これらのシステムが、より自然で円滑な対話を行うためには、ユーザの状態を正しく認識する必要があります。
この研究では、会話にどれくらい興味があるかを示す「会話エンゲージメント」の認識に取り組んでいます。
ここでは、ユーザの相槌、笑い、うなずき、視線といったふるまいをマルチモーダルなセンサを用いて検出し、これに基づいて会話エンゲージメントを認識する手法を提案します。
応用例として、研究室紹介を行う対話システムを紹介します。
対話内容を会話エンゲージメントに応じて動的に切替えることで、相手の状態に即した対話の実現を目指します。
産業界への展開例・適用分野
人間とやりとりをするシステム(マートフォン、スマートスピーカ、会話ロボット、デジタルサイネージなど)におけるユーザの状態推定・分析
人間どうしの会話(面接、会議など)の分析・情報の可視化
研究者
氏名 | 専攻 | 研究室 | 役職/学年 |
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井上 昂治 | 知能情報学専攻 | 音声メディア分野 | 博士3回生 |
河原 達也 | 知能情報学専攻 | 音声メディア分野 | 教授 |