ロボット用ソフトウェア開発における組込みデバイスの活用
概要
近年ロボットが活躍する分野が広がってきている。産業や、軍事ロボットといった今まで活躍してきた分野から、日常的な生活を支援してくれるロボットの開発が活発に行われている。ロボット開発においてソフトウェアおよびハードウェアはそのロボットプロジェクト固有のものとなってしまうことが多くなり、別のロボットプロジェクトに移植することが難しい。これを解消するためのロボット用ソフトウェア開発フレームワークとしてROSが提案されている。このROSに対して消費電力の小さい組込みデバイスをどのように活用できるかを考えていく。
産業界への展開例・適用分野
組込みデバイスを用いることによるシステムの省電力化を実現することができる。また、ロボット開発段階において、プロトタイピングとして組込みデバイスを用いることによりコストを削減することが期待できる。FPGAなどの再構成可能な組込みデバイスも登場しているため、目的に合わせて再構成を行うことが可能になる。
研究者
氏名 | 専攻 | 研究室 | 役職/学年 |
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森 智也 | 通信情報システム専攻 | 高木研究室 | 修士1回生 |