情報モラルそうかんず〜複数の視点から事例を見る情報モラル指導用教材〜
概要
本発表では、複数の視点から事例を見る情報モラル指導用教材「情報モラルそうかんず」を紹介する。従来の情報モラル指導用教材は、情報モラル事例(物語)に登場する人物の「被害」や「被害者の心情」が物語の中心に描かれていて、「加害者の心情」や「被害者の関係者(家族など)の心情」についてはほとんど物語で表現されていない。本教材は、ひとつの情報モラル事例を、加害者や被害者の関係者を含めた、複数の登場人物の視点から見ることができる。教材の中では、事例に登場する人物の関係を一枚の図で表した人物相関図(情報モラル相関図)を学習者に提示する。学習者は相関図内の登場人物をクリックすることで、その人物の視点から見た物語を読むことができる。
産業界への展開例・適用分野
教育機関の情報モラル教育支援活動において、本教材の活用が期待される。
研究者
氏名 | 専攻 | 研究室 | 役職/学年 |
---|---|---|---|
門口 礼 | 社会情報学専攻 | 喜多研究室 | 修士1回生 |
上田 浩 | 学術情報メディアセンター | 喜多研究室 | 准教授 |
喜多 一 | その他所属 | 喜多研究室 | 教授 |
森 幹彦 | 学術情報メディアセンター | 喜多研究室 | 助教 |
Website
- http://www.ipe.media.kyoto-u.ac.jp/%E7%A0%94%E7%A9%B6%E7%B4%B9%E4%BB%8B/%E7%9B%B8%E9%96%A2%E5%9B%B3/