言語グリッドのビジネス展開:リアルタイム多言語会議支援システム
概要
機械翻訳では、特定コミュニティで利用する際に独自用語に対応出来ない問題がある。これに対し、言語資源(辞書、構文解析、機械翻訳など)を言語サービスとして共有・合成できる言語サービス基盤「言語グリッド」と、言語グリッドを利用するためのツール群を構築してきた。本発表では、特定コミュニティの多言語会議において講演のリアルタイム翻訳を行うシステムを例に、言語グリッドのビジネス展開について紹介する。
産業界への展開例・適用分野
言語グリッドのビジネス展開では、会員限定の有償サービスの登録や、言語グリッドのサービスを利用できるアプリケーションの販売などの方法が考えられる。また、グローバル化する企業活動におけるカスタマイズ可能な意思疎通のためのツールとしての活用も可能であり、ビジネス展開の応用は多岐に渡る。
研究者
氏名 | 専攻 | 研究室 | 役職/学年 |
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大谷 雅之 | 社会情報学専攻 | 石田・松原研究室 | 研究員 |
中口 孝雄 | 社会情報学専攻 | 石田・松原研究室 | 研究員 |
村上 陽平 | デザイン学ユニット | 石田・松原研究室 | 特定准教授 |
林 冬惠 | 社会情報学専攻 | 石田・松原研究室 | 特定助教 |
石田 亨 | 社会情報学専攻 | 石田・松原研究室 | 教授 |