主催者挨拶

京都大学 大学院情報学研究科 研究科長 中村 佳正

写真 中村 佳正

科学技術基本計画において長らく成長分野とされてきた情報通信技術 (ICT) 分野ですが、次期科学技術基本計画では、ICTは環境・エネルギーや健康・ライフサイエンスを含む広く科学・技術における「新たなイノベーションを生む基盤」とされています。これをICTの側からみますと、他分野との連携や協働がこれまで以上に求められるようになったといえます。人と社会のインターフェイス、数理モデリング、情報システムが京都大学情報学研究科の教育と研究における三本の柱ですが、この三本の柱の交わるところがまさに「新たなイノベーションを生む基盤」に他なりません。大きく育ったICTイノベーションを今後ともよろしくお願い申し上げます。


京都大学 学術情報メディアセンター センター長 中島 浩

写真 中島 浩

学術情報メディアセンターは、情報基盤とメディア技術に関する実践的な研究を推進しており、学内外に展開されている情報基盤サービスを通じた研究成果の実用化を、情報環境部と共同して実施しています。情報基盤関係では、ネットワーク、セキュリティ、認証、スーパーコンピューティングなど、京都大学の情報基盤の構築・運用に直接貢献する技術を多数生み出しています。またメディア技術関係では、情報システムのインタフェース、学術コンテンツ作成、マルチメディアデータベースなど、ITによる教育・研究の質の向上を目指す研究を進めるとともに、それらを教育・研究の現場に展開するためのフィールド情報学の研究も実施しています。今年のICTイノベーションでも、産官学を問わず情報基盤・情報サービスの分野で活用できる成果を多数展示していますので、本センターとの連携活動を進める好機としてぜひご利用ください。


京都大学 産官学連携本部長 牧野 圭祐

写真 中村 佳正

国立大学法人の果たすべき責務は教育および研究ですが、これらに次ぐ第三の責務は「研究成果による社会貢献」です。この責務は、大学の研究成果を特許化して産業界にライセンス化し、新製品開発に貢献することやベンチャー起業による新産業創生などを通して雇用の創出や税収の安定化に貢献することを意味しておりますが、産官学連携本部はこのような一連の事業をサポートする学内機関です。このたびは、情報通信技術研究の成果を学外に紹介する、本学きっての産学連携イベントであるICTイノベーション2011に参加しておりますが、学生諸君が熱心に紹介する研究成果の中に、何かいい掘り出し物を発見していただければ、と切に願っております。


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