日常に存在する断片知識の可視化による発想支援
Visualizing Small Knowledge

概要

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本研究は、"アイディアは既存の要素の組み合わせから生まれる" という主張に基づき、"既存の要素"として、日常の中で出会う断片的な知識に着目し、その収集・活用環境を提案するものです。具体的には、日常生活において出会う断片的な知識として、主にウェブ上で出会う知識を対象とし、利用者が直観的かつ主体的に切り取り、過去に収集した関連する知識が提示される環境を実現し、発想を支援することを目指します。

 

産業界への展開例・適用分野

人類の歴史において既存のアイディアの組み合わせから数々のアイディアが生まれ、世の中は押し広げられ、私たちの生きる現在があります。必ずしもすべてのアイディアはポジティブな結果に結び付くものではありませんが、アイディアのひらめきは個人に感動をもたらし、それが実現されることは社会的な便益につながります。

具体的な展開例としては、ソフトウェアとして配布することが可能です。適用分野としては特定の分野に限定されるものではありませんが、特に直観的にアイディアのもとを日々継続して収集し、その組み合わせからアイディアを作るクリエイティブな分野、たとえば研究、デザインなどの分野に有効だと考えられます。

研究者

氏名 専攻 研究室 役職(学年)
日野 亜希子 社会情報学 田中研究室 博士後期課程2年

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