Peer-to-Peer型コンテンツ共有サービスのためのユーザの嗜好を考慮したネットワーク制御技術
Semantic Peer-to-Peer Networking for Contents Sharing Service

概要

Peer-to-Peerネットワーク技術を用いたコンテンツ共有サービスは、現在、大きな注目を集めている。しかしながら、従来型のコンテンツ共有サービスにおいては、各ユーザのコンテンツやコンテンツジャンルに関する嗜好を直接的に考慮したものは少なく、多くの場合においてコンテンツ検索効率の大幅な低下、さらには大量のトラヒックが発生するためにネットワークへ負荷が極めて大きなものになるという問題があった。そこで、本研究では、これらの問題を解決するため、ユーザの嗜好を考慮した新たなPeer-to-Peerネットワーク型コンテンツ共有サービスの提案を行った。

産業界への展開例・適用分野

将来、さまざまなタイプのコンテンツ配信サービスがP2Pネットワークベースで実現されることが期待される。本研究の成果は、これら将来のサービスにおいて利用されることが期待される基盤要素技術である。

研究者

氏名 専攻 研究室 役職(学年)
中川 隆仁 通信情報システム 高橋研究室 修士1回生

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