実車の走行ログに基づく車両走行ビューワ
Driving log viewer using real-life driving log data

概要

観光渋滞の緩和を目的とした観光ナビゲータの研究開発を産学共同研究として推進している.ナビゲーション情報の生成に向け,京都市内の交通状況を把握,分析する必要がある.そこで,京都市内を運行中のバスやタクシーなどの実車の走行データを基に,仮想空間の走行マップ上で車両走行を再現し,交通状況の観察と分析を可能とするための車両走行ビューワを開発する.走行データに,信号での平均滞留時間などの実測データを適宜組み込み,実際的な走行の再現を目指す.

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図1:走行の再現例(詳細表示) 図2:走行の再現例(広域表示)

産業界への展開例・適用分野

本研究では,ビューワ上で仮想的な交通の観察を行い,観光と交通の相関について分析を行う.ここでの分析情報を基に,観光情報と交通情報を組み合わせた,次世代のリアルタイムナビゲーションサービス展開に繋げる.

研究者

氏名 専攻 研究室 役職(学年)
中島 悠 社会情報学 石田・松原研究室 博士後期課程3年
服部 宏充 社会情報学 石田・松原研究室 助教
石田 亨 社会情報学 石田・松原研究室 教授

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