大規模文書を知識ベースとする音声対話エージェント


概要

大規模な文書集合をバックエンドの知識ベースとして、情報検索・提示を行う音声対話エージェントを研究・開発している。従来の音声対話システムでは、基本的にSQLコマンドにより検索できる関係データベースを扱っていたのに対して、本システムでは、自然言語で記述された一般的な文書集合を扱うことができる。また、ユーザ側から検索・質問を行うだけではなく、システム側からユーザが興味があると推測される情報の推薦を行うことができる。



URL

http://www.ar.media.kyoto-u.ac.jp


産業界への展開例・適用分野

本音声対話のフレームワークは、これまでに京都大学学術情報メディアセンターにおけるヘルプシステムや、同博物館における京都観光案内システムとして運用実績がある。また、テキストのドメインがある程度限定されていれば、一般的な文書集合を利用した情報検索・提示を行うタスクに幅広く応用が可能であると考えられる。例えばキオスク端末による地域情報、グルメ情報、またはショールームによる商品の案内などが考えられる。

展示責任者

氏名: 翠 輝久
所属: 情報学研究科 知能情報学専攻 メディア応用講座  メディアアーカイブ分野 (河原研)
役職: 博士後期課程3年
PAGE TOP