体温調節系に備わる遮断スイッチ


概要

ヒトやマウスは恒温動物であり、芯温が一定に保たれている。一方、マウスでは摂取エネルギーが不足すると、日周的に芯温が環境温まで低下する現象(トーパー)を起こし、変温動物のようになる。また、アデノシン1リン酸(AMP)の投与でも、芯温が環境温にまで低下する。そこで、ヒトを含めた恒温動物は「体温調節系を遮断するスイッチを持つ」と考えるに至った(右図)。本研究では、この仮説を検証する。



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産業界への展開例・適用分野

◆ 安全かつ簡便な脳低温療法の開発
◆ 宇宙旅行における人工冬眠
◆ 食糧危機の回避

展示責任者

氏名: 田地野 浩司
所属: 情報学研究科 知能情報学専攻 生体・認知情報学講座 生体情報処理分野(小林研)
役職: 博士後期課程2年
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