物体の自己投射影を利用した不定形近接光源の推定


概要

本研究では、形状と表面反射特性が既知である参照物体を撮影した画像から、不定形近接光源の放射強度分布を推定する手法を提案する。従来手法の多くは環境中の光源分布を無限遠光源分布と仮定しており、距離による光の放射強度の減衰が無視できないような環境に適用するのが困難である。本研究で提案する方法では近接光源を取り扱うことかできるのみならず、炎のように動的に変動するような光源にも適用が可能である。            


参照物体の例:スケルトンキューブ


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産業界への展開例・適用分野

コンピュータ・グラフィックスにおける現実環境に即した照明環境の再現、発光体の物理的振る舞いの測定等

展示責任者

氏名: 飯野 晋
所属: 情報学研究科 知能情報学専攻 知能メディア講座 画像メディア分野(松山研)
役職: 博士前期課程1年
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