不便の効用を活かすシステムデザイン


概要

使っていても面白くない道具、運転業務から監視業務になってモチベーションが下がりっぱなしの作業環境、安心が突然裏切られる「安全でない」乗り物。自動化に代表される技術発展は我々の活動を便利にしたが一方でいくつかの弊害ももたらした。今までと同じ方向で「面白さ」「モチベーション」「更なる安心」を担保する新技術を開発するのとは逆に、我々は不便の効用を積極的に評価する考え方に基づいて新たなモノづくりの方向を探るための知見を収集している。



URL

http://www.symlab.sys.i.kyoto-u.ac.jp/fuben/"


産業界への展開例・適用分野

安心できないが安全な乗り物、手間や特殊技術が要求されるが面白い道具、自己肯定感を醸成する作業環境などを実現するが、単に旧来の方法に逆戻りするのではない新たな形式を提案。

展示責任者

氏名: 川上 浩司
所属: 情報学研究科 システム科学専攻 人間機械共生系講座 共生システム論分野(片井研)
役職: 准教授
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