ソーシャルブックマークを利用したWeb検索結果の再ランキング


概要

近年、PageRankに代表されるリンクベースのコンテンツ評価の信頼性が揺らいでいる。一方、ソーシャルブックマークなどのユーザー主導でWeb上の価値のある情報を集約・共有するためのサービスが広く利用されるようになってきている。本研究ではここで利用可能な、Webページには含まれない情報を用いることでユーザーの検索結果の直感的な理解を助け、また対話的に再ランキング可能なシステムを提案・実装し評価を行った。



URL

http://www.dl.kuis.kyoto-u.ac.jp/~yanbe/


産業界への展開例・適用分野

自社でソーシャルブックマークなどの知識集約型CGMコンテンツを持つ企業が、Web検索エンジンサービスを提供する企業と提携して、従来の検索結果にそれらのコンテンツで利用可能な情報を付加的に用いることで、ユーザーにとってより参考になる情報を提示できる。さらに、よりユーザーの視点に近い評価尺度として、それらのコンテンツでの人気度を検索結果のランキングへ反映させることなども考えられる。        

展示責任者

氏名: 山家 雄介
所属: 情報学研究科・社会情報学専攻 社会情報モデル講座 情報図書館学分野(田中研)
役職: 博士前期課程2年
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