認知とデザイン: 心理学からのアプローチ
Cognition and Design Studies : Developing psychological approaches

概要

教育学研究科教育認知心理学講座では、6名の教員が、認知心理学の理論と方法に基づいて、心理学領域科目「認知デザイン特論」などを提供するとともに、企業と連携して、FBL/PBL「新しい学習環境のデザイン」(竹中工務店)、オープンイノベーション実習「人と機械が協働する未来のインターフェース・デザイン」(三菱電機)、「非接触型センサによる生体情報計測から心的状態を推測する:ヒューマンモニタリング・デザインの構築に向けて」(パナソニック)、「デジタル端末を用いた筆跡によるストレスの評価および学習環境のデザイン」(ワコム)を実施した。また、産学連携認知デザインワークショップでは、「未来のイノベータを育てる:子ども向けプログラミンスクール」(WAOコーポレーション)、「ICTデザインゲーム:参加型デザインに基づくサービスデザイン」(NTTサービスエボルーション研究所)などを実施した。

産業界への展開例・適用分野

認知心理学は、心・行動を支える認知のプロセスを、心理実験(生理指標も含む)、観察、調査などの方法を用いて解明する。適用分野としては、生産現場や仕事場(人と機械、AIとのインタラクション、生産性を高めるオフィス)、学習環境(動機づけを高める学習機器や文具)、住環境(センサーを活用した生活の質向上)、観光(感動や思い出のデザイン)、医療(軽度認知症患者への記憶支援)、娯楽(ゲームのデザイン)等である。

研究者

氏名 専攻 研究室 役職/学年
楠見 孝 デザイン学大学院連携プログラム・デザイン学リーディング大学院 教育学研究科教育認知心理学講座 教授
齊藤 智 デザイン学大学院連携プログラム 教育学研究科教育認知心理学講座 教授
野村 理朗 デザイン学大学院連携プログラム 教育学研究科教育認知心理学講座 准教授

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