京都大学サマーデザインスクール2016 「地面について」
SDS2016 "Thoughts on Jimen"

概要

京都大学サマーデザインスクール2016において行なわれたワークショップ「地面について」について発表します。現在の都市においては道路と敷地、敷地同士などは互いにバラバラにデザインされていますが、これらをすべて「地面」という一枚の大きな絵と見做した場合にいかなるデザインが可能かを、6名の参加者、3名のオーガナイザーによる3日間のワークショップで探究しました。まず街を歩いて地面をよく観察し、写真を撮影した後に、その写真にの上にひたすらスケッチをして構想を描き重ね、最終的に2つの提案にまとめました。本ワークショップはこのプロセスが評価され、サマーデザインスクールの「過程賞」を受賞しています。

産業界への展開例・適用分野

今回のワークショップではフィールドワーク、写真撮影、スケッチというすべてのステップにおいてオーガナイザーが開発した独自の方法を用いています。これらは今回のテーマ「地面」に限らず、まちづくりや建築設計、さらにプロダクトやサービス等のデザイン課題に対しても応用可能なものと考えています。またこれらの方法をベースにして組み上げたワークショップのプロセスについても、詳細にプレゼンテーションする予定です。

研究者

氏名 専攻 研究室 役職/学年
北 雄介 デザイン学ユニット なし 特定講師

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