超広帯域ソフトウェア無線通信プラットフォームを用いたサブテラヘルツ帯5G信号の短距離無線伝送特性評価
Transmission Performance Evaluation of Sub-THz 5G NR for Using Ultra-Wideband Software-Defined Radio Platform

概要

第5世代移動通信システム(5G)の無線通信における更なる高速化に向けて,サブテラヘルツ帯の利用が注目されている.今後5Gでサブテラヘルツ帯の効能率な利用モデルを議論するに当たり,その伝送特性の詳細な把握が必要であるが,5G信号の信号フォーマットに準拠した広帯域信号を,サブテラヘルツ帯において実際の無線機を使用して伝送特性評価を行った例はない.本研究では屋内における動画像伝送などの,短距離で超高速無線通信というユースケースに焦点をあて,サブテラヘルツ帯である105 GHz帯における超広帯域ソフトウェア無線通信プラットフォームの構築および,同プラットフォームを用いた実際の屋内会議室環境における電波伝搬実験による伝送特性評価を紹介する.

産業界への展開例・適用分野

本研究が着眼するサブテラヘルツ帯通信は,高解像度映像伝送(ライブ会議など)や大容量ファイル共有などの商用デバイスへの応用が考えられる.サブテラヘルツ帯5G信号の詳細な伝送特性の測定を可能とし,実際の伝送特性評価を行った本研究は,この分野における無線通信システム設計への応用が期待される.本研究の一部は,国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT) の委託研究(JPJ012368C04201),および,総務省SCOPE(JPJ000595)の委託を受けたものである.

研究者

氏名 コース 研究室 役職/学年
岡松夢幸 通信情報システムコース 原田研究室 修士1回生
大見則親 通信情報システムコース 原田研究室 研究員
香田優介 通信情報システムコース 原田研究室 准教授
原田博司 通信情報システムコース 原田研究室 教授