本研究は、単一チャネルのフォトプレチスモグラフィ(PPG)信号から情動(感情価・覚醒度)を認識するため手法として、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を用いたモデルを構築した。PPGは非侵襲・低コストでウェアラブルとの親和性が高い一方、信号次元が低く個人差やモーションアーチファクトの影響を受けやすい。本研究では、DEAPデータセットのPPGデータに対し、バンドパスフィルタ、Z-score正規化、10秒窓分割、ウェブレット分解を行い、元のPPG信号と時間–周波数特徴を CNN に入力して 感情価・覚醒度の分類を行った。結果として、両次元において安定した収束と良好な分類性能が得られた。今後は、時間依存構造をより精密に扱えるモデルへの拡張や、高齢者・臨床を対象とした検証を進める予定である。

| 氏名 | コース | 研究室 | 役職/学年 |
|---|---|---|---|
| HU WENKAI | システム科学コース | ヒューマンシステム論 | 博士2回生 |