eduroamやOpenRoamingなどのRADIUSベースの公衆Wi-Fiローミングサービスでは、ユーザはIdP(Identity Provider)が発行する一時的な仮名で識別される。IdPもANP(Access Network Provider)も単独で「誰がどこにいるか」を特定できず、これにより位置情報のプライバシーが確保される。しかしこの構造上、たとえユーザの同意があっても位置情報対応サービスを提供することは困難である。本研究では、IdP、ANP、LB(Location Broker)を3つの独立したエンティティに分離する新アーキテクチャを提案する。本アーキテクチャは位置情報プライバシーを維持しつつ、位置情報偽装に耐性のある位置情報対応サービスを提供する。

提案するアーキテクチャを活用した地域間連携のビジネスユースケースとして、観光振興への応用や災害時の避難所における活用などの具体例を示す。
| 氏名 | コース | 研究室 | 役職/学年 |
|---|---|---|---|
| 岡部寿男 | 学術情報メディアセンター | ネットワーク研究部門高機能ネットワーク研究分野 | 教授 |