外国語学習において,コミュニケーション能力を重視した4技能の育成が重視されている.しかし,「話す」,「書く」といった言語の産出能力の訓練は,評価にコストを要するため,機械による自動採点技術が注目を集めている.本研究では,画像描写問題における学習者作文の自動評価を行うことで,効率的な学習環境の実現を目指す.具体的には,(i)画像と学習者作文からなるコーパスを構築し,(ii)画像を参照した訂正手法を構築する.収集したコーパスと擬似誤りデータを用いてモデルの訓練を行い,収集したコーパスを用いて評価を行った.画像描写問題における学習者作文には,文法誤り訂正手法では訂正できない誤りが存在することを示し,提案手法である画像を用いた訂正手法の必要性を確認した.
外国語学習における学習者の学習支援や,指導者の採点業務効率化
氏名 | 専攻 | 研究室 | 役職/学年 |
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田中 健斗 | 知能情報学専攻 | テキストメディア分野 | 修士2回生 |
西村太一 | 知能情報学専攻 | テキストメディア分野 | 博士2回生 |
白井圭佑 | 知能情報学専攻 | テキストメディア分野 | 博士2回生 |
亀甲博貴 | 学術情報メディアセンター | テキストメディア分野 | 助教 |
森信介 | 学術情報メディアセンター | テキストメディア分野 | 教授 |
南條浩輝 | 学術情報メディアセンター | テキストメディア分野 | 准教授 |