無線LANのための敵対的強化学習による干渉回避
Interference Avoidance by Adversarial RL for WLAN

概要

次世代無線LAN規格であるIEEE 802.11beを始め，通信品質を向上するために複数のアクセスポイント（AP）の協調制御を行うという技術が注目されている．本発表ではロバスト敵対的強化学習を用いることで複数のAPが存在する環境下で協調制御を行い，干渉を回避する方式を提案している．協調制御をするにあたって制御外のAPが存在する場合，それが原因で協調が上手くいかず通信速度が低下することが考えられるが，敵対的強化学習により制御外APの存在に対してロバストな方策の獲得をすることができ，通信速度の低下を防ぐことができた．

産業界への展開例・適用分野

無線LAN,無線通信

研究者

氏名	専攻	研究室	役職/学年
紀平 悠人	通信情報システム専攻	守倉研究室	修士1回生
香田 優介	通信情報システム専攻	守倉研究室	博士3回生
山本高至	通信情報システム専攻	守倉研究室	准教授
西尾 理志	通信情報システム専攻	守倉研究室	研究員
守倉 正博	通信情報システム専攻	守倉研究室	教授

Web Site

https://w-coe.jp/project-02/