移動ロボットによる人間のいる空間への進出が進んでいる。
近い将来には複数の移動ロボットが人と空間を共有することも増えてくるだろう。
このようなロボットにおいて、その精度を始めとする長所から、3D LiDAR は自己位置推定などの目的での搭載が進んでいる。
本研究では複数の移動ロボットに搭載された 3D LiDAR を用いてロボット周辺にいる人の特徴を、ロボット1台のみから観測した場合と比較して高い精度で認識することを目指した。
また、その方法の検証のためにショッピングモールにおいて実際の人を複数のロボットに搭載された 3D LiDAR によって観測したデータを手動でラベリングすることによって、独自のデータセットを作成した。
ロボットに搭載された 3D LiDAR によって人の特徴を認識することができると、公共スペースにおけるロボットとのインタラクションの際にプライバシーを尊重しながら相手に合わせた会話が可能となると考えられる。
氏名 | 専攻 | 研究室 | 役職/学年 |
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巻田 光起 | 社会情報学専攻 | 神田研究室 | 修士1回生 |