スマートフォンとウェアラブル心拍計による居眠り運転検出アプリの開発
Development of a Smartphone App for Drowsy Driving Detection by using a Wearable Heart Rate Monitor

概要

居眠り運転に至るまでにドライバの眠気を検出し、適切に警告を発することができれば、居眠りによる交通
事故を減少させることができる。眠気検出には、心拍変動解析などが用いられている。本研究では、変数間の相
関関係に着目した異常検出手法である多変量統計的プロセス管理と心拍変動解析を組み合わせることで、高精度
な眠気検出手法を開発し、実験によって検証した。さらに、提案法をスマートフォンアプリとして実装した。

産業界への展開例・適用分野

平成24 年の関越自動車道高速バス居眠り運転事故などによって、居眠り運転防止技術は社会的にも重要な課題であると認識された。提案法により、事前にドライバの眠気を検出し、適切に警告を与えて安全運転を支援することが可能になると考えられる。

研究者

氏名 専攻 研究室 役職/学年
阿部 恵里花 システム科学専攻 ヒューマンシステム論分野 修士1回生
藤原 幸一 システム科学専攻 ヒューマンシステム論分野 助教
平岡 敏洋 システム科学専攻 共生システム論分野 准教授
加納 学 システム科学専攻 ヒューマンシステム論分野 教授

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