抽選型自動デマンドレスポンスによる電力需要の制御
概要
電力の安定供給において重要なのは、電力の需給バランスの調整である。今まで需給バランスの調整は主に供給側に負っていたが、今後は需要側をも調整することが提案されており、その一つとしてリアルタイムプライシングという電力価格を比較的速い周期で変動させることが研究されている。
リアルタイムプライシングを実現するためには、価格に応じて自動で電力を購入するか否かを決める自動デマンドレスポンス装置(ADR装置)が必要である。今回、ADR装置として抽選型のADR装置の実機を開発した。本展示ではそれを展示いたします。
本研究は、JST CREST(EMS 領域)研究課題「リアルタイムプライシングの設計原理」(代表者 東俊一)のもとで行われた。
産業界への展開例・適用分野
・電力需要の制御
研究者
| 氏名 | 専攻 | 研究室 | 役職/学年 |
|---|---|---|---|
| 北尾 太市 | システム科学専攻 | 機械システム制御研究室 | 修士1回生 |
| 丸田 一郎 | システム科学専攻 | 機械システム制御研究室 | 助教 |
| 東 俊一 | システム科学専攻 | 機械システム制御研究室 | 准教授 |