認知構造のビジュアル分析システムE-Grid
E-Grid: An Visual Analysis System for Cognitive Structures

概要

評価グリッド法に基づいた評価構造の抽出や分析をビジュアル的に支援するシステムE-Gridのデモを行う。
評価構造とは、人間のものごとに対する認知構造を階層的に表現したものであり、消費者や市民の評価構造を理解することは商品開発や政策企画など様々な場面で有用である。
しかし、評価グリッド法は、従来は紙ベースで実施されることが多く、分析作業などにおいて調査者の負担が大きかった。
E-Gridは、グラフレイアウトアルゴリズムやネットワーク分析技術に基づいた可視化手法や、Webベースの軽快なUIによって評価グリッド法の効果的な実践を実現している。

産業界への展開例・適用分野

評価グリッド法は長らく環境心理学、マーケティングリサーチ、感性工学などの人間の内面にある価値観を製品開発に反映させるような分野で活用されてきた。
E-Gridによって、効果的な評価グリッド法の実践が容易になると、人間の内面にある価値観に基づいた魅力的な製品開発が可能となる。

研究者

氏名 専攻 研究室 役職/学年
尾上 洋介 学術情報メディアセンター 小山田研究室 博士2回生
久木元 伸如 その他所属 小山田研究室 特定講師
小山田 耕二 学術情報メディアセンター 小山田研究室 教授

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