構造データに対する文法圧縮
Grammar-based compression for structured data

概要

構造を持ったデータの中には、何らかの規則の組合せrによって構築されているものがある。本研究では、構造データからその構造を特徴づけるような生成規則を見つけることを目的とする。初めに構造データとして、ラベルつき木と画像それぞれについて効率的に生成文法を抽出するアルゴリズムを開発した。木構造については、生体内で抗原抗体反応、細胞接着などの重要な役割を果たす糖鎖のいくつかについて本手法を適用し、興味深い結果を得た。

産業界への展開例・適用分野

画像や木構造を持った様々なデータに対して、特徴的なパターンや生成規則を抽出することで、新たな知識発見につながることが期待できる。また、新たな画像圧縮アルゴリズムの開発が期待できる。

研究者

氏名 専攻 研究室 役職/学年
林田 守広 知能情報学専攻 阿久津研究室 助教
趙 楊 知能情報学専攻 阿久津研究室 博士2回生

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