多言語知識コミュニケーションのデザイン
Designing Multi-Language Knowledge Communication

概要

近年、国際交流活動の活発化に伴い、多言語による知識コミュニケーションの機会が増えている。多言語知識コミュニケーションとは対話する人の使用する言語が異なる知識コミュニケーションのことであり、そこでは言語や文化の違いのため、正確に知識が伝わらないことが起こりうる。そこで、我々は、現場の利用者のニーズに合わせて多言語知識コミュニケーションを デザインする手法を提案する。ベトナム農業支援プロジェクト「YMC-Vietプロジェクト」において日本人専門家がベトナムの農業従事者にベトナムの児童を介して知識を伝達するコミュニケーションのデザインを実例として紹介する。

産業界への展開例・適用分野

発展途上国に対し、本コミュニケーションのモデルを適用することにより、発展途上国の農業・教育支援が可能である。現在は稲作の農業支援のみ行われているが、公衆衛生教育や環境問題に関する教育など発展途上国が抱えている問題にアプローチすることが可能である。また、本コミュニケーションモデルの継続的な活用により、対象国のICT産業の発達につながり、日本の情報通信技術の拡充が期待される。

研究者

氏名 専攻 研究室 役職/学年
喜多 香織 社会情報学専攻 石田・松原研究室 修士1回生
北川 大輔 社会情報学専攻 石田・松原研究室 修士1回生
林 冬惠 社会情報学専攻 石田・松原研究室 特定助教
中島 悠 社会情報学専攻 石田・松原研究室 特定助教
石田 亨 社会情報学専攻 石田・松原研究室 教授

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