無線アプリケーションネットワークのシステム設計
System Design for Wireless Application Networks
概要
無線通信で構成されるコンピューティングネットワークにおけるタスクの配置問題を、通信のリンクコストを目的関数として定式化し、最適配置アルゴリズムを設計した。提案手法は、利用可能帯域と入出力データレートに応じて、リンクコストが最小となるようタスクを配置する。下図の数値解析ならびに実装実験(図)を通じて、提案アルゴリズムの優位性を示した。
産業界への展開例・適用分野
最近の情報通信市場では、モバイル端末OSとクラウド技術の発展により、ネットワークアプリケーションが高度化・多様化している。このような中、通信ネットワークにはデータの受け渡しだけではなく、コンピューティングプラットフォームとしての役割が期待されている。本研究では、クライアントおよびサーバに加え、ルータに高度なコンピューティング機能を持たせたネットワークを想定している。
研究者
氏名 | 専攻 | 研究室 | 役職/学年 |
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鈴木 翔 | 通信情報システム専攻 | 高橋研究室 | 修士1回生 |
丁 ケンイ | 通信情報システム専攻 | 高橋研究室 | 修士1回生 |
新熊 亮一 | 通信情報システム専攻 | 高橋研究室 | 准教授 |
高橋 達郎 | 通信情報システム専攻 | 高橋研究室 | 教授 |