センサクラウドによるナレッジの自動生成と人々の行動予測に基づいた配信

概要

昨今の通信端末の普及, センシング技術の発展により, 収集されるデータ量の増大化, その種類の多様化が見込まれており, その適切な活用方法について議論が活発化している. そこで本出展では, センサクラウドによるナレッジの自動生成と人々の行動予測に基づいた配信というテーマでその収集したデータの活用方法を提案する. (温度や画像,音声といった)核となるコンテンツは(その位置情報や時刻情報といった)コンテキストとともにセンシングされる. それらを集約したセンサクラウドからナレッジ(=人にとって価値のある情報)を自動生成する. また, 生成されたナレッジは人々の行動予測に基づいて配信され、ユーザにとって価値のある情報として提供される。

産業界への展開例・適用分野

ITサービスへの産業応用が想定される。
例えば, 明るさマップによる事故犯罪防止サービスといったアプリケーションへの展開が可能である. まず, 明るさというコンテンツと位置と時刻というマイクロナレッジを合成し「明るさマップ」を作成する. その後, ユーザが自身のニーズに合ったマップを取得することで事故犯罪を防止することができる.
このように, センサデータを局所的・分散的に事業者同士が共有することによってユーザのニーズに合わせて価値を享受できるようになる.

研究者

氏名 専攻 研究室 役職/学年
田中 祐輔 通信情報システム専攻 知的通信網分野研究室 修士1回生
新熊 亮一 通信情報システム専攻 知的通信網分野研究室 准教授

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